こんにちはスタジオ43編集長(自称)の山本です。ギターやベースのストラップピンてすぐに緩んでくると思いませんか。もしかしたらギター側の穴のネジ溝が削れてしまってピンがもげる寸前かもしれません。私が高校生のときはELLEGARDEN全盛期でしたので、例によって私も家でギターを持ったままひたすらジャンプする練習をしておりました。
そんなある日「ダンッ」と大きな音が轟き私の左足に激痛が走りました。
みなさんもそんな経験したくないですよね。ストラップピンはギターを支える唯一のパーツなので、しっかりメンテナンスしておきましょう。
今回は家庭にあるものだけでできるかんたんストラップピンの穴再生術を伝授します。
ストラップピンが取れる原因
ストラップピンが取れてしまう原因としてはギターの重さももちろんありますし、プレイスタイルによっても寿命にはばらつきがあると思います。
ネジというのは振動でだんだんと緩んでくる性質を持っているため定期的に緩んでいないか確認する必要があります。
緩んでいる状態で放置していると緩んだ分スペースが広がったネジ穴で金属のネジがだんだんを木材を削っていきます。気づいた頃にはネジ溝がないってこともあります。
ネジ溝が完全になくなってしまったとき
ネジ溝が完全になくなってしまっても安心してください。リペアに出さずに自分で再生できてしまいます。
用意するもの
- ドライバー
- ニッパー
- つまようじ
- アロンアルファゼリー
- アロンアルファ液タイプ
- とんかち
これさえあれば再生できてしまいます。
再生手順
このゆるいネジ穴につまようじを詰め込んで新しいネジ溝をつくるという狙いです。
アロンアルファを流し込む
アロンアルファはゼリー状のものと液状のものを半分づつくらいで注ぐと速乾性と強度が最強だったように感じます。
この配合割合や1種類だけでも大丈夫だと思いますが、私はこの割合でやってますので参考にして自分の配合割合を決めてください。
入れる順番は正直どちらが先でもいいと思います。
つまようじを詰める
アロンアルファが乾いてしまわないうちに素早くつまようじを詰め込みます。
隙間にはとんかちを使う
つまようじの中心から追加のつまようじをいれるとたくさん入っていきます。出っ張っているつまようじをトンカチでコツコツと叩くと奥まで入っていきます。あまり強く叩くとすぐにつまようじが折れて奥まで入れる事ができなくなってしまうので、芯を捉えるイメージで叩きましょう。
ニッパーで不要部分を切り取る
ニッパーでギターからはみ出たつまようじを切り取ります。ギターに傷がつかないように気をつけましょう。
切り取ったらアロンアルファが完全に乾くまで待ちましょう。
ストラップピンを取り付ける
いよいよ最終段階のストラップピンを取り付ける作業です。ストラップピンは中心に入るように取り付けましょう。
完成
完成です。結構がっちり止まってます。これで結構な期間もちます。ぜひお試しください。